黄色地に黒文字の危険警告マークのイラスト
即座に危険を察知するマーク
危険警告イラスト素材のページにある、危険注意マークのイラストをご紹介します。
黄色と黒の、くっきりと目立つ配色で描かれた、よく知られた明解な危険注意マークです。
多くの人が、この三角形の記号が危険を警告し、注意を喚起しているマークであることを知っています。
この黒く縁取りした黄色の三角形のなかに黒い感嘆符(エクスクラメーションマーク)を配した図柄は、「JIS安全標識板」でも採用されています。
といっても、上のイラストはサイト運営者のオリジナルで、JIS規格のものとはレイアウトが微妙に違います。
一般に感嘆符は視覚的な表現として、危険や注意を表現するためにも使われていますから、このマーク(標識)を見れば一目瞭然です。
類似のマークとして、黄色の円形のなかに黒の感嘆符とか、黄色い四角形のなかに黒い感嘆符とかの危険注意マークも見かけます。
でも、三角形のマークが、いちばん緊迫感があります。
この三角形のマークを見る者は、即座に「危険」を察知することでしょう。
もっと鋭角な三角形のマークもありますが、ここでは角を丸くしたものをとりあげました。
ストレートに突き刺さるようなイメージは、見るものに衝撃を与えすぎるのではないかと考えたからです。
黄色に黒のトラ模様
危険や注意を警告するマークは「一目瞭然的」な即応力・明解性が無いと役に立ちません。
黄色の地に黒の文字の配色は、道路標識や工事看板などによく使われています。
遠くからでも、よく目立つからです。
黄色と黒は危険や注意を表す配色であることを、人々は経験知で了解しています。
長い年月のあいだに、マークが、人々にそういう認識を植えつけてきたのです。
俗に言われている「トラ模様」は、黄色と黒の配色です。
「トラロープ」とか「トラテープ」とか、工事現場での安全を確保するためのいろいろな用具に使われています。
それにしても、「トラ模様」とか「トラロープ」とか「トラテープ」とかの、命名のセンスが良いですね。
おそらく、このセンスは、現場作業員のものです。
日本の道路標識では、黒縁取りの黄色い菱形の中に黒い感嘆符を配して、「その他の危険箇所」をあらわすのに使用されています。
この菱形の標識は、「路肩弱し」などの文字で書かれた補助標識と効果的に組み合わされて設置されています。
取扱説明書の危険警告マーク
機器の取扱説明書でも、このマークはよく見かけます。
このマークの右側に、太角ゴシック体の黒色で「危険」の文字(シグナルワード)を配置。
マーク一覧では、「 使用者がこの表示を無視して誤った取り扱いをした場合、死亡または重傷を負う可能性が非常に大きいです」というように、この表示についての説明が記されています。
まとめ
危険警告においては、統一されたマークを公の場で使用することが、危険を意味するマークの認知度をアップします。
使用頻度が高まれば高まるほどリスクは低減すると思います。
安全確保のためのご参考にしてください。