銀行のATMのイラスト
自動金銭出納機
会計イラスト素材集のページにある「銀行のATM」のイラストです。
ATMとは「Automated Teller Machine」の頭文字を並べた略語で、自動金銭出納機のことです。
また、現金自動預け払い機とも呼ばれています。
さらにATMの機能によっては、現金自動取引装置とも呼ばれています。
「預け入れ」や「引き出し」、「振込」や「通帳記入」、「通帳更新」などで、一般のお客さんがATMを多く利用されているようです。
防犯対策
上のイラストには、銀行のATMコーナーでタッチパネルを操作している男性の後ろ姿が描かれています。
隣のATMとは、目隠し用のパーテーションで仕切られていて、暗証番号の打ち込みなどが覗き見されないようになっています。
極めてプライベートな空間ですが、まるっきり個室状態にすると犯罪を誘発しかねません。
適度に見えて、適度に見えない。
それがATMコーナーの防犯対策です。
もちろん、防犯カメラも正面に設置されています。
不安な気分
多額のお金が引き出せるのに、暗証番号が数字の4桁だけでは不安な気分になります。
背後に人が立つと、これもまた、不安な気分になります。
便利な機械ですが、不安な気分を煽る機械でもあります。
どこの銀行も、振込手数料は窓口よりもATMの方が安いので、不安な気分を抑えつつ多くの人がATMコーナーに列をつくるのです。
利用者を急かすATMのアナウンス
わりと急いで操作していても、「振込先の銀行名をご入力ください」とか「振り込まれる金額をご入力ください」とか「入力」「入力」と急かすので、ちょっとイラッとくる機械です。
「振り込め詐欺犯」も入金を急かすそうですが、急かす点においてはATMも一緒です。
「おまちがいのないようにごゆっくりどうぞ」という、お客様思いのATMのアナウンスは聞いたことがないですね。
「入力ください、入力ください」と機械に急かされると、高齢者はあせってしまって、余計モタモタされているのをよく見かけます。
「おまちがいのないように落ち着いてごゆっくりどうぞ」 のほうが、よっぽど操作がはかどるのではないでしょうか。
使わざるをえないATM
不安感と焦燥感とイライラ感を煽る現代の機械文明。
ATMはその代表的な機械のひとつだと思います。
と、不平不満を言っても、ATMがないとやはり不便です。
銀行の窓口は混雑しがちなので、ATMを使わざるをえません。
そんな銀行のATMのイラストです。