ミニ内裏雛のイラスト

天皇と皇后

A doll displayed at the Girls’ Festival.

ひな祭りイラスト素材集のページにある「ミニ内裏雛(だいりびな)」のイラストです。

桃の花の模様をあしらえた金屏風をうしろにおいて、卵型のカラフルなミニ内裏雛が飾り台の上におすわりになっているイラストです。
ちょっと猫背気味の内裏雛ですが、笑顔が微笑ましいですね。
ちなみに「内裏(だいり)」とは、天皇の住居としての宮殿のことだそうです。
また「内裏雛(だいりびな)」の略でもあるということ。
「内裏雛」とは、天皇と皇后に似せてつくった男女一対の雛人形のことだそうです。

皇室とご関係がおあり?

ということは、ひな祭りと天皇は関係があるのでしょうか?
いや、ご関係がおありなのでしょうか?
あいにく、ひな祭りの起源については、私は知りません。
でも、雛人形の姿形はどこか天皇や平安貴族を連想させるものがあります。
雛人形につきものの金屏風にも、それは感じられます。

不敬罪

明治22年の大日本帝国憲法の公布から太平洋戦争の「終戦」まで、「皇室」の存在が極端に重んじられていた時代がありました。
いわゆる主権が国民ではなく、天皇に存していた時代です。
そのころに上のポンチ絵を描いたら、天皇や皇族の尊厳をおとしめる行為とみなされ「不敬罪」で処罰されたかもしれません。
卵型のミニ内裏雛なんて、とんでもない!

皇居の平成最後の一般参賀

今年の1月2日も、皇居において「新年一般参賀」が行われました。
今年(平成31年)の「参賀者数」は宮内庁発表では154,800人と過去最高だったそうです。
平成の世の今上天皇(きんじょうてんのう)への参賀は、今年の正月で終わりをむかえます。
「皇室」をお慕いしている方たちは、最後の祝賀のために宮殿に参じたのでしょう。
きっとその方たちは、ご家庭に立派な雛壇をお持ちのことでしょう。

もう今頃から、雛壇をセットして、平成最後のひな祭りに備えていることでしょう。
そうでなくては「皇室」ファンとは言えません。
平成最後のひな祭りを祝いながら、平成の時代の思い出に耽ることでしょう。

ポンチ絵でたのしいひな祭り

そういう高貴な方々の前には、上のような卵型のミニ内裏雛のポンチ絵など晒せません。
ポンチ絵はこじんまりとした家の壁にたてかけられ、お雛様が天皇縁の人形であることを知らない子どもたちが、「きょうはたのしいひなまつり・・・」などとうたいながらお菓子をほおばる。
そんな微笑ましい「ミニ内裏雛」のイラストでございます。