イサキという魚のイラスト
美味しい魚
魚介類イラスト素材集のページの、イサキのイラストをご紹介します。
イサキは、スズキ目イサキ科に属する海水魚です。
お刺身がとても美味しいお魚です。
そして、塩焼きもまた旨いというお魚。
イサキのお刺身は、夏の産卵前が美味しいそうです。
産卵前は、魚肉に脂肪がのっているからだとか。
魚は食料
魚のイラストは寿司店とか鮮魚店で多く使われています。
活きの良いイラストが、そのまま活きの良い魚のイメージにつながります。
活きが良いとは、その魚が活き活きと生を謳歌しているということです。
生きていることを楽しんでいる魚を、捌いて食べちゃうんだから、人間とは勝手な生き物だねぇと思ってしまいます。
自分も、その勝手人間の代表みたいなものですが。
上記イラストのイサキのつぶらな瞳を見ていると、そんな思いがわいてきます。
多くの魚は、一般的につぶらな瞳をしているのですが。
魚の生命を食べる人間
私たちが魚を見るとき、多くの人は魚を食料として見ます。
人間は食料として、生き物の命をいただいて生きている動物ですから。
イキの良いイサキのイラストを描くということは、イサキの生きている姿を美味しそうに描くということです。
怖い言い方をすると、「食べるために活かす」ということです。
ちょっと変な気分。
このへんが、犬や猫を描くのと違うところです。
捌いて食べることを前提にして、魚の生きている姿を美味しそうに描くのですから。
イサキの視線
人間は食料としてイサキを見ていますが、イサキは人間をどう見ているのでしょう。
あのつぶらな瞳に、人間はどういうふうに映っているのでしょう。
それは、人間にはわかりません。
人間は、海の恵みに感謝しながら、美味しい美味しいとイサキを食べ続けていくことでしょう。
イサキと人間の関係は、食料と消費者の関係です。
イサキの生命をいただくということは、イサキの視線をもいただくということなのです。
イラストはものを考える道具
イサキの視線をいただきながら、生命の大切さを噛みしめること。
魚を食べるとはそういうことなのでしょう。
そんなイサキのイラストです。
リアルに描けば描くほど、そのものの存在感が人間に強く働きかけてきます。
そういう意味では、イラストも「言葉」同様の部分がありますね。
イラストは、ものを考える「道具」としても、人の意識を動かしているのではないでしょうか。
イサキのイラストの紹介のつもりが、ちょっと脱線してしまいました。