ストローでシャボン玉を吹く女の子のイラスト

2019年1月20日

シャボン玉を飛ばしている女の子
シャボン玉遊び

江戸時代にもあったシャボン玉遊び

子どもイラスト素材集のページにシャボン玉遊びをする女の子のイラストを追加しました。
赤い半袖シャツに赤い帽子をかぶった女の子がほっぺたを膨らませてストローを吹いているイラストです。

服装を夏っぽく半ズボンにしてみました。
シャボン玉遊びは、江戸時代頃から行われていたようです。
暑い時期になると江戸の町に「シャボン玉屋」があらわれ、夏の玩具として「シャボン玉遊びの道具」を売り歩いたと「日本大百科全書(ニッポニカ)」に記載されているとのことです。

おもに夏の遊びだったようですが、「シャボン玉」は俳句では「春」の季語になっています。
シャボン玉の表面に春の景色を写して、それを眺めながら春の到来を喜び合う。
江戸の町で、早春にシャボン玉を吹いている女の子の姿のほうが、季節感がある絵になりそうです。

シャボン玉は子どもの夢

上のイラストの女の子は、できるだけ大きなシャボン玉を飛ばそうと、一心にストローを吹いています。
息を調節しながらストローの端でシャボン玉を育て、最後にフーッと強く吹くと、シャボン玉はストローを離れて空中に浮かぶのです。

いくつものシャボン玉が空に広がって飛んでいく様子は、子供の夢そのものです。
イラストの女の子は、シャボン玉に自身の夢の願掛けをしているようです。
大きなシャボン玉が出来た時は、喜びで一杯です。
傍目には単調な遊びですが、子どもの心は単調ではありません。
子どもの世界をひろげていく夢のシャボン玉に、心を踊らせているのです。

見る者の思いを写すシャボン玉

シャボン玉に、ひとつとして同じ大きさはありません。
色合いも様々です。
風に乗って飛んでいくはかなげな様子や、その消え方も様々です。
私たちは子どもの頃、シャボン玉に何を見たのでしょう。
シャボン玉の記憶も、はかなく消えています。
けれども、シャボン玉は、いまでもどこかで飛んでいます。
シャボン玉には、それを見る者の思いが写っているのです。
大人たちの老いた姿を球面に写して、幻のシャボン玉が宙に浮かんでいることでしょう。

「世界平和」とシャボン玉

シャボン玉遊びは、広く世界で行われてきた遊びです。
子どもの遊び心は、世界共通。
そういう意味では、シャボン玉遊びのイラストは、「世界平和」のシンボルみたいなものです。
子どもの世界ではあり得た「世界平和」が、宙に浮いて破裂するのが歴史的現実でもあるのですが。
でも、消えながらもシャボン玉は絶えること無く空に浮かんでいます。
子どものシャボン玉遊びは消えることがありません。
「世界平和」は虚構であっても、世界各地で行われているシャボン玉遊びは、現実の穏やかな光景です。
「世界平和」にインチキがあっても、シャボン玉遊びは純粋で美しい遊びです。
そんなシャボン玉のイラストです。