溺れそうな児童のイラスト

水難注意
溺れそうな児童

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目次

看板や柵

危険警告イラスト素材集のページにある「溺れそうな児童のイラスト」をご紹介します。
夢中になって水遊びをしているうちに、深みにはまって溺れそうになっているこどものイラストです。

子どもは水遊びが大好きで、ついつい夢中になってしまいます。
その結果、危険な箇所に足を踏み入れて、上のイラストのようなことになってしまいます。
親水公園など児童が水遊びのできる施設もありますが、たいがいの池とか川には「ここで遊んではいけません」という看板があり、「立入禁止」の柵をめぐらしてあります。
私が子どものころにも、川での児童の水死事故はありましたが、看板や柵はありませんでした。
そのころの子どもは、遊びを通して危険を体感していました。
溺れそうになった体験を生かして、危険に対処する能力を身につけていたのだと思います。
その代償として、水死事故があってはならないことでしたが。

禁止看板

そういう時代にくらべると、現在は「禁止看板」だらけです。
上のイラストも、「水遊び禁止」の看板になりそうです。
上のイラストには、様々な警告がこめられています。

  1. ここは危険だからここで遊んではいけないという警告。
  2. 危険な箇所があるから、ここでの水遊びは注意しなさいという警告。
  3. 楽しい遊びですが危険をともなうことがあるから、大人の付き添いが必要であるという警告。

ほとんどは、(1)の意味での警告でしょう。
ひとつのイラストからいろいろな警告を読みとることができるのは、子どもの遊びに対する大人の認識の違いがあるからです。
(2)や(3)の認識をもった大人は少ないことでしょう。
大人にとって大切なのは結果です。
危険な箇所を「立入禁止」にしてしまえば、事故は起こりません。
しかし、台風や地震や洪水は「立入禁止」の柵では囲えません。
柵のない危険に遭遇したとき、子どもたちは怯え戸惑うことでしょう。
危険に対する教育的な指導という点を考えれば、(2)や(3)の発想のほうがふさわしいように思います。

恐怖のイメージ

水死でお子さんを亡くされた親御さんが、上のイラストを目にしたら悲しい気分や怖い気分におちいるかもしれません。
危険警告のイラストは、恐怖のイメージを突きつけるものが多いのが現状です。
脅迫的な指導を発する側はついついその残虐性を見逃しがちです。
溺れそうな子どもの絵に大人の救助の手を添えれば、子どもは救われます。
注意しないとひどい目にあうけれど、最後は助かるという方向性が見えるイメージのほうが良いかも知れません。

検討の余地あり

イラストの効果を考えるなら、起こりうる最悪の状態を絵で示して、危険に対する感覚を、恐怖心とともに研ぎ澄ますべきだ、という考え方も成り立つかもしれません。
でもお子さんが、絵で気持ちを委縮させてしまっても逆効果です。
いろいろと検討する必要があるのが、危険警告イラストです。

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