火山噴火のイラスト

火山噴火
火山噴火

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目次

火山噴火

A disaster by the eruption of the volcano.

防災イラスト素材集の「火山噴火のイラスト」です。
轟々と噴煙を上げて噴火している火山噴火のイラストです。

火口からは噴火の火柱が上がり、火砕流が山の沢筋を伝って山麓へ流れています。
火砕流や土石流、噴石の飛散による被害は広範囲に及びますが、空高く舞い上がった粉塵はさらに広い地域に被害を及ぼします。
イラストのような噴火が起こる度に大量の粉塵が舞い散り、呼吸器障害や眼球障害、また皮膚刺激症状を引き起こします。
それは、粉塵が有毒ガスとともに排出されるため、粉塵の性質が酸性に傾いていることが多いからです。
火山災害は、その火山の噴火がおさまるまで続きます。
でも、火山の噴火がいつおわるのかについては、まだ解明されていません。

火山災害

火山の噴火によってもたらされる災害には以下のものがあります。

  •   火山灰
  •   火山泥流
  •   火山ガス
  •   溶岩流
  •   火砕流
  •   噴石

火山灰

火山灰は、数十kmから数百km以上運ばれることがあります。
火山灰が広い範囲に降下し堆積することで、様々な災害が起こります。
農作物の被害や交通麻痺、火山灰が屋根に堆積したことによる家屋倒壊などです。

火山泥流

火山泥流は、火山体に堆積した火山灰などが水と混ざって流れ下る現象です。
火砕流の熱によって斜面の雪が融けて発生した水や、噴火後の多量の降雨による水が火山泥流の原因になることがあります。
火口湖が噴火すると、火口湖に溜まった水が流れ出し、火砕物と混じって火砕泥流が発生します。

火山ガス

火山活動にともなって、 二酸化炭素、二酸化硫黄、硫化水素などの人体に悪影響を及ぼす成分を含んだガスが放出されます。

溶岩流

液体状のまま流出した高温のマグマ(溶岩)が麓の 建物や道路、農耕地、森林、集落を焼失させます。
また溶岩が冷却して固まってできた岩体が、通過した地域を埋没させます。

火砕流

火山の噴火時に、火口から出た高温の火山灰や岩などが、空気や水蒸気と混じりあい高速で斜面を流れ下るのが火砕流です。
非常に高温で、大規模な火砕流が通過した特は一帯を消失させる被害が発生します。

噴石

爆発的な噴火によって火口からは 直径50cm以上の大きな岩石が吹き飛ばされます。
岩石は風の影響を受けずに飛び、短時間で地面に激突します。
その破壊力は、住宅の屋根や壁を粉砕するほどです。
また小さな噴石は、風に流されて遠方まで飛び、人体に傷害を負わせることがあります。

平常心を維持するために

火山は、マグマによって熱せられた温泉を周囲に湧出させ、私たちに憩いの場を与えてくれます。
火山が静かに落ち着いているときは、私たちは火山の熱を「恩恵」として利用しています。
でも、いったん噴火すれば、火山周辺には大きな災害が発生します。
「恩恵」は、噴火の予兆であることは明らかです。

火山噴火については、予知できるものとできないものがあるようです。
2014年の御嶽山の水蒸気噴火は、まったく予知されなかった噴火でした。

火山噴火のイラストは、様々な噴火災害に対して警鐘を鳴らすものです。
予知できる噴火であっても、いったん噴火が起きれば災害は避けられません。
火山噴火のイラストは、地獄絵図ではありません。
事態が起こった時に、平常心を維持するための「絵図」として存在しなければならないでしょう。

防災イラストの進化

かつての地獄絵図は、人々の恐怖心を呼び覚ますという意味において機能的でした。
地獄絵図を見て恐れることが、人々を善行に向かわせていた一面がありました。

火山噴火のイラストも、そういう機能性を備えたものでなければならないでしょう。
恐怖心ではなくて、理性で被害防止に向かわせるような機能的なイラスト。
災害防止活動の進化にともなって、防災イラストも進化します。
残念ながら上の火山噴火のイラストは、まだ進化前のものですね。

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