梅雨どきのアジサイとカタツムリのイラスト

2019年3月13日

紫陽花とカタツムリ
  アジサイの葉の上を這うカタツムリ

梅雨どきは春から夏への変わり目

梅雨イラスト素材集のページに収録した「アジサイとカタツムリ」のイラストです。
紫色に咲いたアジサイの葉の上を一匹のカタツムリが這っています。

ゴールデンウィークを過ぎてしばらくすると、日本列島は梅雨前線の影響を受けます。
梅雨の季節に入ることを入梅と言います。
入梅になると、春が終わり初夏がやってきます。
春から夏への変わり目が梅雨どき(つゆどき)です。

カタツムリとアジサイの組み合わせ

湿った所を好むカタツムリは、梅雨時になると雨上がりに葉陰から這い出て、人目につく場所に現れたりします。
梅雨を描いたイラストのうちで、比較的風情のある絵柄は、このカタツムリとアジサイの組合せではないでしょうか。
松尾芭蕉の句に「紫陽花(あじさい)や 藪(やぶ)を小庭(こにわ)の 別座舗(べつざしき)」というのがあります。
元禄七年五月上旬の作ですから、梅雨どき最中の頃の作でしょう。
そのアジサイの藪に近寄ったら、カタツムリが葉の上を這っていたのかもしれません。
古来よりアジサイは、梅雨どきを彩る花でした。
そして梅雨時には、アジサイの葉の上をカタツムリが這ったりします。

カタツムリは雨上がりを好む

といっても、カタツムリは雨が降っている最中は活動しません。
カタツムリは、強い雨を嫌うのです。
雨降りの最中は、カタツムリはアジサイなどの植物の広い葉陰で雨宿りをしています。
そして雨が上がったら、のそのそと葉の表面を散歩するのです。

カタツムリは、植物の葉や茎を食べて生きています。
でもアジサイの葉は食べないとのことです。
アジサイの葉には、カタツムリにとって有害な毒素があるからだそうです。
ですからカタツムリは好んでアジサイの葉を這っているわけではないかもしれません。
たまたま、雨上がりの散歩の途中に、アジサイの葉っぱがあっただけかもしれません。

カタツムリの活動条件

日本に住む多くのカタツムリは、寒いときや暑いとき、また乾燥した季節は活動しないとのことです。
湿った環境を好むカタツムリは、梅雨時の曇り空の下でゆるゆると歩き回るのです。
アジサイの葉陰は密なので、カタツムリにとっては通りがかりの雨宿り場所になっているのかもしれません。
雨が上がると、カタツムリが移動を始めます。
たまたまアジサイの葉の上に出たりします。

梅雨のシーンにマッチ

その偶然が、梅雨のシーンにマッチしているのです。
雨上がりのカタツムリに清々しさを感じ、アジサイの清楚な花に清々しさを感じる。
そして、このような絵柄を見ると、ジメジメして憂鬱な印象が強い梅雨も、ちょっとは爽やかな部分もあるのかなという気分になってきます。
それが、アジサイとカタツムリのイラストが好まれる理由です。

カタツムリやナメクジが苦手な方は、なかなか憂鬱な状態から解放されないでしょうが・・・。

商品販売のチャンス

流通業界では、梅雨時は雨具やカビ防止剤、乾燥機などの売り時です。
ショッピングセンターやホームセンターでは、様々な梅雨のイラスト素材が入ったPOP広告やポスター、チラシ等で販促に努めます。
最近では梅雨にオシャレを楽しめるような、洗練されたデザインのレインウエアも出回っています。
ビジネスにとっては、梅雨どきも商品販売のチャンスです。
いろいろな梅雨イラスト素材が、店内のポスターやPOP広告を賑わすことでしょう。
そのなかの代表的なイラスト素材が、アジサイとカタツムリのイラストです。