河童のお面のイラスト

2019年2月1日

河童
河童のお面

日本の仮面は伝統芸能が生み出したもの

緑色の河童のお面のイラストです。
仮面イラスト素材集のページにアップしたものです。

河童は、伝説上の動物で架空の生き物です。
この世に実物は存在しませんが、お面は存在します。
昔の神楽の面には河童のお面がありました。
また「嵯峨面」には、水難除けのご利益があるという河童のお面があります。
「嵯峨面」とは、 和紙製の張り子のお面。
京都の嵯峨や嵐山ゆかりの伝説や干支を題材にして作られたお面です。
「嵯峨面」は狂言面を模したものと言われています。

日本の仮面は、能や狂言、猿楽や神楽といった伝統芸能から生まれたものが多いのです。
能面は無表情ですが、狂言面には滑稽な表情のものがあります。

空想のお面

上の河童のお面のイラストは、伝統芸能に由来するものではありません。
私がイラストにした空想のお面です。
河童のお面は、そのイメージから、緑色が一番お似合いであるような気がします。
鬼のお面なら赤、河童は緑、てな具合ですね。
川の水草と保護色になっているから、おそらく身体も緑色でしょう。
甲羅は川底の土色で、河童の頭のお皿の色も同様かと考えました。

頭のお皿がウィークポイント

河童のアピールポイントは頭のお皿です。
ここに河童のアイデアがつまっていると思います。
このお皿があるから水陸両用でいられる。
お皿がなければ、水の中でしか生きられないのです。
手元に水があれば、河童は頭のお皿に水をさしながら、川から離れて陸の奥まで歩いていける。
村の畑に胡瓜を盗みに出かけることもできるのです。
村の子どもたちにまぎれて相撲をとることもできます。

でも手元に水がなければ、頭のお皿はウィークポイント。
お皿が乾いてひび割れたら、修復不能。
河童は弱って死んでしまいます。

河童は草食

日本の河童の好物は野菜の胡瓜。
主に草食ですから、河童の身体は野菜臭いと思います。
天然の鮎が野菜臭いように。

草食ですから、性格は穏やかです。
戦闘は好みません。
ほとんど出来ません。
ひたすら人目を忍んで、ひっそりと棲息しているようです。

いくら伝説であるとはいえ、生き物は生き物です。
この文の冒頭で実在しないと書きましたが、私にその存在を否定する権限はありません。
河童の存在感は絶大です。

街の河童

河童は、ときどき人混みにまぎれて街を歩いています。
よく見ると、河童のお面をつけた人間です。
もしかしたら人間のお面をつけた河童かもしれません。
仮面は、変身願望実現の小道具ですから、何者かが何者かのお面をつけて、街をさまよっていることもあるでしょう。

もし彼が河童ではないとしたら、性格が穏やかではないかもしれません。
戦闘も嫌いではないかも知れませんので、注意が必要です。
穏やかな生き物のお面をつけた乱暴者であることもありえます。
著名な生き物ですから、河童のお面は悪用されることも多いのではないでしょうか。
そんな河童のお面のイラストです。
何かのご参考になれば幸いです。